8/5「買った本」


映画は未見だけど興味はあったので、一番薄くて安い本を買ってみた。彼のビジネスセンスとエピソードが端的にまとめられていて、売れている理由がわかりました。リスクを取る行為に寛容な(多分?)アメリカらしいトピックが沢山あるので、速度重視でビジネスを展開したいと思っている人は刺激を受けるかもしれないですね。

オスカーワオと同じような話題のなり方、そんな気がするがどうだろう。好きな書評家の方が進めていたので購入。まだ最初しか読んではいないが主人公の語り口がリズミカルで心地よく、するすると頭の中に入ってくる。隣で話しかけられてるようだ。

桐野夏生が好きな人は気にいるだろうということで試しに購入。そしたら3時間で一気に読んでしまった。登場人物には不快しか感じないが、最後のどんでん返しも含め、良くできた小説だと思う。桐野夏生を読む時の回路ではなく、どちらかというと久坂部羊を読む時に近い感じだった。

ということで沼田まほかるにハマってしまったのですぐさま次の本を購入し、こちらもおよそ3時間で読んでしまう。何と帯文を桐野夏生が書いているではないか、ということで読み始めたのだが、やはり桐野夏生の回路ではない。今回思い出したのは白石一文。しかし物語は素晴らしい。読後の余韻も含め。

古川日出男渾身の一作。時事性が物語の動力となり不思議なテイストだ。迷い、逡巡し、見失いながらも前へ前へと進もうとする格闘の記録として読む。

いよいよ佳境に入りつつある。新井英樹の漫画を読んでいると、普通に働いて飯食って眠るという根本のサイクル自体が間違ってるんじゃないかとドキドキしてしまう。

かなり面白かったです。アフォリズム好きはマストですね。

中村うさぎの面目躍如。貪欲な質問があるからこそのこの対談だ。為になる話しも多いし、自分を深く知りたいと思う僕のようなモラトリアム君にも有益。コスパ高いです、かなり。

話題沸騰中の作家のこれまた過激な話題作です。過激さという面ではわかるけど、できればもうちょっと書き込んで欲しかった。主人公の背景や登場人物たちの描写がもう少し厚ければさらによかったのにと、個人的にはおもってしまいました。

そしてハマりつつある作家のデビュー作を購入。ハードボイルドの様相をまとっているが、そんなもの意識せずとも笑いながら読める。悪漢小説のキモは悪態のつきかただと思うが、それもバッチリ成功してかなり楽しめたのです。

こちらはまだ未読だが、ボリュームも増えて楽しみ度合いもUP。固有名詞とかジャンジャン盛り込んでほしい。リミッターがどれだけ外れているか、それにつきると思います。

中村うさぎ礼讃。難しく、観念的にならざるを得ない話題も、彼女がわかるように説明しないと先に進ませてくれないので、こちらとしてもありがたい限りだ。佐藤優の博識ぶりは当然としても、中村うさぎの言い換えとか要約も的確で、知識のない僕でも堪能できる一冊。繰り返し読みたいところ。

ベストセラーの文庫化。少し遅いかなという気もするが、新潮文庫の「悪人正義」と併せて読むといいかも。あとはBRUTUS吉本隆明特集も。

表紙のキャラがあまりにも松尾スズキしているので買ってしまいました。元の小説は未読ですが、物語が面白すぎるので小説も買わなきゃ!と思ったのですが、先がわからないままコミックの新刊を楽しみに待つのもいいなと思い直し、小説は買わずにおきます。下世話でダメな連中が巻きお起こすすったもんだ。欲望丸出しで小気味良すぎ。仮面被って道徳守ってストレスが漏れ出ないよう生きる身としてはこの自由さと馬鹿さ加減にエールを送ってしまうのです。

老人賭博があまりにも面白かったので購入。これまたB級映画感満載で○んこも丸出しだ。つまり最高にイカしてるのだ!

昔持っていたが金欠時になくなく処分してしまった為再度購入。類い稀な美貌を持った永遠の少女の、知性に溢れた圧倒的な告白。人間という未知の精神の深海。


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