2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5/20「買った本」

現代詩文庫の発売も控えている伊藤比呂美の迷作が文庫化。独特の言葉使い、三段跳びで核心をズバリと表現する詩的フレーズ、思いもよらない角度からの世界の考察、そしてあまたのてんやわんや。このすさまじく饒舌なエネルギーに翻弄される快感。ダラダラと…

「TOKYO 0円ハウス 0円生活」坂口恭平

著者の好奇心の真っ直ぐさが素直に伝わってくる一冊。しかし鈴木さんの探究心と、生活サイクルを愚直にこなす加減が素晴らしい。ホームレスの優れたルポルタージュになってますが、生きることそのものを考えさせられる。もちろん「自由」についても。文章の…

時として、時の時たる所以。

社会に出てから約20年。いろんな仕事をしてきたが、三ヶ月前に仕事を変え、ほぼ10年ぶりに週休2日となった。これでいろいろやりたかったことができるぞと喜んだのも束の間、あまりにも速く過ぎてしまう2日間に、時間が流れるスピードがもう物理的に変わって…

iPhoneアプリ「Do!Premiam」

何か新しいノートやメモ帳が発売されるとつい買ってしまう癖が抜けない。そんな悩みを抱えながらも、書き物はなるべくiPhoneに保存するようにしたので少しは治まったのだが、今度は別の病が発病してしまう。iPhoneのメモ・タスク管理のアプリが出たら、とに…

5/1「買った本」

和合亮一の「詩の礫」が44ページ一挙掲載とのことで、めずらしく予約してまで買った一冊。ツイッターで日々追いかけて読んでいた時とは印象がかなり違う。しかし140字という断章の積み重ね、その圧倒的なまでの言葉の力が僕の身を震わせる。すさまじい…