メスカリンドライブ

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年末年始って酒を飲む機会がめちゃめちゃ多い。忘年会新年会送別会などから、ボーナス入ったから(俺にはそんなもの無い!何年もだ!)とか、彼氏と別れちゃったから飲みいこうよ!などまで。全て前向きに参加、のスタンスで誘われるままになってたら、週の半分以上は飲み会になってしまう。

それに加えて俺は一人で飲むのが好きなんだ。そんなにがっつり食わずに、奴・お新香・酒盗とか、チーズ・オリーブ・生ハムみたいなので延々飲みながら本読んだりしている。

飲み会でも一人飲みでもそうなんだけど、ビールの種類って専門店に行かないと少ない。日本のビールも美味いけど、最初の一杯くらい、本当なら毎回違うビールで飲み始めたいのが本音だ。

いつの頃からか、白ビールなるものを知った。最初はその柑橘具合が(コリアンダー、オレンジなど)ちょっと変だと思っていたけど、慣れてくるとこれがクセになる。元々シェリー酒とかアニスとかペルノーなんかを、フランスの文化や文学にイカれていた若い頃に我慢して飲んでいたら本当に好きになってしまい、しかも若気の至りでつねに自分を格好良く見せようと背伸びしてたから、ペルノーなんか臭い酒飲んで女のこ口説いて失敗してを繰り返していたら結果好きになってしまった過去があるので、白ビールにはまるのも納得できる。

栓を開けたときにフワッと漂う柑橘系の香りは、レモンビールのそれとは違って、もっと上品な感じ。下にまとわりつきその存在感を示す黒ビールや、炭酸が槍構えて喉めがけてやってくるドライビールもいいけれど、フワッときてサラッと舌の上を通り過ぎるけどその余韻は格別な白ビール、味わったことのない方は是非一度飲んでみて下さい。僕が愛飲してるのはクローネンブルグブランのほうだけど、ヒューガルデンは結構いろんな店で出すようになってきたので、こちらのほうがいいのではないかと。

なんてこんな時間に書いてたらもう飲みたくなっちゃうね!ということで、今日も買って帰るとしようかな。