酒場日記

Give me your hand

酒を飲んで酔う。 そうすると自分の心の奥底に押込められている感情がむくむくと目覚めてくる。 なぜか。 アルコールの陶酔によっていろんなことがどうでもよくなるからだ。 どうでもいいってのは実は大事な部分で、いかに日常の中で我慢を強いられているか…

カクテルをたまにはどうぞ。

横浜にあるお気に入りのBAR「ガーランド フェア バー」。ここは昼間は花屋、夜はBARという変わった形態なのですが、こじんまりとした規模、花と蝶であふれた内装、バーテンのお兄ちゃんの誠実だけど、堅苦しくなく、話しやすいキャラのどれもがツボで、よく…

SPINNIIIIIING MIND

前回のエントリーで、行きつけの飲み屋のことを少し書いたが、同じお店の常連客【体中に「チャレンジ」という言葉を貼りつけて歩いているような前向き一直線のニューカマー、看護師のCちゃん】が同じようにお店での出会いについてブログを書いていました。ht…

赤い葡萄がつなぐもの

昨日は藤沢の飲み屋で誕生日会だった。集合は夜10:30、終了時刻は未定。この誕生日会は前回の4月に続いて2回目で、元はと言えば、常連客Hが、ねぇねぇ俺の誕生日会やってくれよぉと店にお願いしたのがきっかけ。めんどくさいからいいよと言われ、なら俺が自…

夜になっても遊び続けろ・1

ホームを勢いよく飛び出したら左に折れて、ビル風がビューんと凪ってくるのを軽くかわしてデパートに飛び込む。ガツガツとエスカレーターを人力で2倍速、6Fの本屋にシュッターン!!と着地。頼みのiPhoneを右手に構えて路地から路地へ、通路はあますとこなく…

ハートにヒビが入るほどきれいな海を探しにゆく物語

路上に天使がいないことがようやくわかった。先日、友人の仕事を手伝い、そのままご馳走になり二軒目、ワインをガブガブ飲んだのが運の尽き。友人たちが帰ったあとも一人酒場に残り、飲み続け、やがてつぶれて寝てしまい、閉店コールで地下から表に出たはい…

390.290.190.半額

転職して正社員から派遣社員になり、休みが週二日になった。稼ぎは減ったが未婚なのでフラフラと底辺で彷徨っている。生活レベルは人それぞれ違うだろうが、給与が半減しても何とか楽しく生きていられるのは適応力があるからかもしくは責任感がないかのどち…

夢のような甘い口づけを大人は知らない

昨日はお誕生日会でございました。場所はいつも僕が飲んだくれているワインダイニング。http://www.matapota.jp/東京から引っ越してきて一ヶ月、どうしても行きつけの飲み屋もしくは、酒を出す喫茶店やカフェを作れなかった僕は、それまではなんとなく入りに…

メスカリンドライブ

にほんブログ村ランキング参加中です年末年始って酒を飲む機会がめちゃめちゃ多い。忘年会新年会送別会などから、ボーナス入ったから(俺にはそんなもの無い!何年もだ!)とか、彼氏と別れちゃったから飲みいこうよ!などまで。全て前向きに参加、のスタンス…

つま先立ちに進む足どり、明日がどこかわからないけれど。

にほんブログ村ランキング参加中です 先日、よく行く飲み屋のコックさんが誕生日で、そのパーティーに行ってきた。祝われるはずの自らがみんなに料理を振る舞うために忙しくしているのは申し訳ないなと思ったけど、三杯も飲んだらそんなこと忘れてしまった。…

それを愛と誤解することによって

サイゼリヤで一人酩酊。図書館で借りてきた扇田昭彦「蜷川幸雄の劇世界」を読む。BGMは鈴木祥子のLOVE|IDENTIFIED。どこまでも情熱的。自身のプライベートを想起させる歌詞、目の前で行為が行われているかの様なあえぎ声、それを宇宙的に包み込む勝井雄二の…

曖昧なケースを、いま、どうなぞる?

お酒が好きです。かなり。酩酊するまで飲むのがいいです。自分と世界の境界が溶けてしまうまで。理性は彼方に、澱んだ景色は手もとにおきつつ。一人飲み、といっても、家でカラカラと芋焼酎をロックでやるわけでもなく、行きつけのBARで雰囲気たっぷりに哀愁…