夢中で頑張る君にエールを


失業中の期間を利用して、今まで興味があった楽器の体験レッスンを受けてみた。本当なら無料をよいことに、触ったことのない楽器も含めていろいろ試したかったのだが、さすがに申し訳ないので、アルトサックス、クラリネット、バイオリンの3つにした。

クラリネットはコンパクトでまったりした音が心地いいので試したが、吹き込んだ息の量の何分の1がやっと音として出てくるのが辛かった。バイオリンは昔に少しだけ習っていたので、多少はなんとかなるかと思ったがまったくダメ、真っ直ぐにボウイングすらできず、ガチガチに力が入ってしまってギーギーと鳴るばかり。

アルトサックスは前からやりたいと思っていたが、もし楽器を買っても家で練習できない為、そのままスルーしていたが、ある時にソプラノサックスがあることを知り、ストレート型のこれなら先に消音器が着けられるからいいのでは?と思ったが、よくよく調べてみると、ソプラノサックスは上級者向けとのことであきらめた。

リード楽器はやったことがないので、音が出るか心配だったが、何とか音は出せた。思った以上に楽器が重いのだが、あのキラキラした金色のサックスを構えている自分は今までの自分とは全く違うものになっている。鳴らした時のトキメキが他の楽器とは違ったのだ。属性が増えた感じ(Twitterでいただいた言葉)なのだ。

サックスに当たりをつけ、暇さえあれば、毎日インターネットで何を購入すべきか調べてしまう。まだドレミファソラシドしか吹いていない自分がバリバリと好きな曲を吹きまくっている姿を妄想するばかり。

そして念のため、今度は別の教室にて体験レッスンをして確信。もう絶対にやる。お金はない。でもやろう。何とかしよう。先生の持っていたセルマーのサックス、その工芸品みたいな美しさ、その音色。あんな風に吹きたいという欲求。野獣みたいな強い、欲望。性的なパッションにも似たそれに、自ら中毒になりにいくのだ。

【今日の一曲】
何年かかるかわからないけど、こんなセクシーなフレーズが吹けたらどんなに打ち震えるのだろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=Bi-9cXMD7p0&feature=youtube_gdata_player

多分これかなぁ、初心者は。

でも本当はこいつが欲しいのです。

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