SPINNIIIIIING MIND
前回のエントリーで、行きつけの飲み屋のことを少し書いたが、同じお店の常連客【体中に「チャレンジ」という言葉を貼りつけて歩いているような前向き一直線のニューカマー、看護師のCちゃん】が同じようにお店での出会いについてブログを書いていました。
http://s.ameblo.jp/freedom-28/entry-11253596459.html
記事を読んでもらえばわかると思いますが、26歳の若き彼女は、真っ直ぐで健康的な好奇心を持っている。そして話すたびに、その純粋さでもって、結構頻繁に萎びてしまう僕の心に栄養を与えてくれます。さすが看護師。
先日、コーヒー好きでもある彼女に、友人の喫茶店でもらってきた豆があるからいるかい?と尋ねたら欲しいです!というので渡してきた。そしてそのまま飲みに行き、普段みんなでわいわい話すのとは別に、ゆっくりといろんな話をしてきた。
将来のことや家族のこと、今目指して努力していること、好きな本の話。そして恋人について、人を好きになることについて…
彼女の話を聞きながら、自分を同時に振り返る。俺は彼女のようには振る舞えないなぁとか、そんな考え方がこの行動力を生むんだ、などと思いながら、そのつど自分の心を微調整していく。
どちらかというと彼女と僕は同じようなタイプ。好奇心が旺盛で、何でもやってみなけりゃ気が済まない。心の中はいつも慌てふためいていて、ある種カーニバル状態。
そんな彼女と過去の恋人の話をしていた。
・・・・・・・・・・・・・・・
「自分がこんなだから、相手は穏やかな人がいいんですよー。安らげる場所が欲しいっていうか。」
でもそれだと相手に失礼じゃない?自分メインでさ。
「そんなことないですよー。ちゃんと会う時や一緒にいる時はそういうモードだったし、時間もとってましたもん。」
そうなんだ。でもさ、俺らみたいにいつもせわしなくわちゃわちゃしてるタイプはさ、自分と同じタイプを選んだほうがいいんじゃないか?
「どうしてですかー?」
だってさ、君もそうだと思うけど、基本的に自分のことグワーって話すじゃない。自分のことを話してなおかつ相手の話もぶわーっと聞きたい。でしょ?
「そうですー。」
だとしたら同じタイプだと2人ともがそうだから、日々やり取りする情報量が増えるでしょう、だから相手が何考えてるかわからない、っていう機会が少なくなる。
「はいはいー。」
とすればだ、逆のおとなしいタイプと付き合った俺らが上手く行かなかった理由は、相手の気持ちがわからなかったからだよね。
「そうですねー。わからないっていうか、勝手にこうだと思い込んで安心してたっていうかー。」
うんうん。だからその勘違いをしないためにも、饒舌な人と付き合うべきじゃない?こっちが水向けなくても自ら自分のこと話してくれて、喜怒哀楽も表に出しちゃって、積極さを頻繁に交代しあってさ、駆け抜けていくの、いつも。もしこっちが勘違いしてても、そりゃ違いますよ!!ときちんと言ってくれる。訂正も入る。
「あー、そうかもですねー。何かわかった気がしますー。そうか、あたしは似たような相手を探せばいいのかー。」
まあ試しにね。今まで目を向けなかっただけで機会はたくさんあったかも知れないからさ。職場にもたくさんいるかもよ?俺もいい人がいたら紹介するからさ。で、俺にも紹介してくんないか?
「結局自分が紹介して欲しいんじゃないですかー。でもいいですよ。」
じゃあ決まり。ところで今何時か知ってる?
「あたしもさっき時計見てびっくりしましたー。3時間?あれっ、もうちょっと経ってますよねー、時間経つの早いですねー。」
そう、4時間近く経ってる。今日ですらそうなんだから、同じタイプと過ごしていければ時間が倍々の密度で流れていくよ!!
「実感があっていいですねーそれは。駆け抜ける。」
そうそう、そういうこと。お互い頑張りましょう!!
「わかりましたー。」
・・・・・・・・・・・・・・・
その後もメールでやり取りなんぞをしながら、彼女の興味がありそうなトピックを教えたりしていた。やはりレスポンスが早く、早速登録しましたー、なんて答えが返ってくる。今回参加する古本のイベント「鎌倉ブックカーニバル」も彼女に手伝ってもらうことになった。友達って作るものではなくて、自然になるものじゃない?とはよく言われることだけど、僕は意図的に作ることもありだと思う。君と友達になりたいんです。そのメッセージをどう伝えるかの違いだけであって、友達になりたいという欲求は変わらないのだから。
何が言いたいのかわからなくなってきたが、つまりは、ご近所に友達がいると楽しいよね、ということを言いたいだけなのだ、多分。
http://twilog.org/BIBLIOTHEQUEa