カクテルをたまにはどうぞ。

横浜にあるお気に入りのBAR「ガーランド フェア バー」。ここは昼間は花屋、夜はBARという変わった形態なのですが、こじんまりとした規模、花と蝶であふれた内装、バーテンのお兄ちゃんの誠実だけど、堅苦しくなく、話しやすいキャラのどれもがツボで、よく訪れます。

先日も3時間程いたのですが、日のせいか貸し切り状態で、バーテンのお兄ちゃんとずっと話してました。

彼はバーテンとしては日が浅いけれど、勉強熱心でセンスがいい。おまかせで作ってもらうカクテルには全て、どうしてこういう味になるのか、なぜこんな感じにしたのか、という説明がついてきて、そのいちいちに膝を打つのです。

一杯目はいつも通りの、シャルトリュージュをベースにしたモヒート。軽くつぶしたミントの爽やかさとシャルトリュージュの薬草感の絶妙さはやはり夏のカクテルで、ゴクゴク飲んでしまう。

そしておもむろにこれ知ってますか?と見せてくれたのはコーヒー豆を漬けたウォッカ。僕は普段ビールかワインばかり飲んでいるので、ウォッカ、ラム、ウィスキーなどはあまり得意ではない。ちょっと味見してくださいよと彼が言うので一口いただいたら、これが絶品で思わず美味しい!!と声を上げてしまった。

見たところ30〜50粒くらいのコーヒー豆をウォッカのボトルに投入するだけ。彼曰く、2.3日は常温でおいて色をつけて、その後は冷蔵や冷凍庫に入れておけばOK。無味無臭のウォッカに軽くコーヒーの香りがついて、口に入れる瞬間にワクワクする。そして舌の上をトロリと流れる液体にもコーヒーの味がほのかに乗っていて絶妙な味わい。キンキンに冷やしたやつをそのまま飲むのが美味しいけど、ロックにして読書のお供として長く飲むのも楽しそう。いい事聞いたよ!で早速やってみようと思いました。

本当にシンプル。ウォッカとコーヒーの両方が好きな方にはたまらない一品です。
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そして二杯目は、一杯目の爽やかさをキープするような別のカクテルを、とのオーダーにブルーラグーンクーラー。チェリーの赤も美しく、見た目に爽やかです。
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さらに三杯目は、ガッツリ濃いので行こうよ、というオーダーに、じゃあ僕が締めに飲むお酒をということでベネット。ドライジン、ライムジュース、シュガーシロップ、アロマチックビターがベースだけど、少しアレンジした様子。濃いので一気に酔いが回ってくるね。
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しばらく話していると、このリキュール知ってますか?と彼が出してきたのが、ナッツのお酒フランジェリコ。少し変わったシェイプのボディがいい感じで、香りを嗅がせてもらうと何ともいいナッツの香り。そのまま味見させてもらうと美味しい。これそのまま飲めるよね?そうなんです!甘さも控えめだから、甘いお酒が好きな人ならロックでもいけますよ。でもね、バニラアイスにかけると昇天する程うまいんです!!とのこと。あーっ、それならバニラいこうよバニラ!との申し出に、すいません、うちアイス無いんです……残念!いつかチャレンジする。
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そして四杯目はこのフランジェリコを使った、できればデザートみたいなカクテルを!と頼んだ。そして出てきたのがこれ。ミルク、カルーアベイリーズとのカップリングは美味しくないわけがない。ミルクをガッツリ泡立てて、泡が消えないように、その下に長方形のデカい氷を一つだけ入れて、その泡をも味わえる一品だった。最高に美味しい。甘すぎず、でもコクがあってお酒それぞれの味もしっかり感じられる。カルアミルクの甘ったるさが一掃されて、高級感をプラスしたような味。
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そして五杯目、締めのお酒はプランターズパンチ贅沢風。どこが贅沢風なのか忘れちゃったけど、これも少しアレンジしてあるみたい。ラム+グランマニエ。オレンジの爽やかさがラムのアクを中和していい具合。飲み始めはラムの香りが強く、クラッシュアイスを通過して薄まったグランマニエのオレンジに到達するストーリー。一杯の中に段階があって、静かに味わいたい一杯だった。
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営業時間などに変更があるかもしれないと言ってたので、もしお出かけになる時は電話してからの方がいいかもですね。

http://s.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140103/14043810/dtlrvwlst/


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