2011-04-27から1日間の記事一覧
発売はだいぶ前の漫画だけれども、そのインパクト・テーマ・作家性・画風のどれもが完璧に心を直撃し、射抜く。読み返す度に自分の存在まるごとを持っていかれる。噴き出す血、垂れ流す体液、シゴいて突っ込んでブチまける。抑えきれない欲望が独立した生命…
大好きな鷲田清一の文庫新刊。中公文庫の独特な装丁がマッチしていて存在感のある仕上がりだ。外出のお共に持ち歩きたくなる感じ。彼の哲学エッセイは、とにかくソフトな文章が心地よい。どうしてこれほどまでに優しく言葉を重ねていけるのか。他の著作もそ…